護衛の私と主人の君と

………。



仕方ない、か。



それに、結愛は多分、雪様に害は与えないと思うから。



と片付け、スーツの上着と白シャツを脱いで、結愛に羽織らせる。



結愛「!」



雪、昌「!?////」



私はまだ下に、黒のタンクトップとさらしを着けてるから平気だから。



でも、私のを羽織っててくれるか。



と思いながら、組長に電話する。



秀「もしもし、雫?」



「はい。あの、実は今色々あって雪様達を狙った連中の片付けに組員を呼びました」



秀「雫が側に居てかい?」



うっ。



「それが、離れて欲しいと言われ、少しの間目を離しました」



秀「そうか。分かった」



あれ?



怒ってない。