と、



秀「ホッホッホッ。雪君は本当に雫に好かれてるんじゃなぁ~」



と、嬉しそうに穏やかに言われた。



秀「その様子じゃ、雫の傷でも触ってたら、雫に布団の中に引きずり込まれたって訳か」



え!!



「そ、その通りです」



秀「ウンウン。まぁ、そのまま話を聞いとくれ」



と言い、



秀「東城組は確かに潰れたし、相木財閥も婚約を諦めた。これで、雪君の脅威は無くなったよ」



と言った。



………そっか。



「全部、雫のおかげですね。雫が昨日、月光の皆に協力したから東城を潰せたし、

婚約者になってくれたから、相木も諦めた」



そう、全て雫がしてくれた。



と、



秀「雪君、雪君は無力じゃない」



といきなり言われた。