護衛の私と主人の君と

すると、



出雲「嫌っ!嫌辞めて!」



と聞こえてきた出雲の声。



「どうした!」



一同「!?」



私がいきなり大声を出したからか、全員が私を見る。



と、



男「良いか?今から言うことは、スピーカーにはするな。月光とお前達にだ」



と言った男の声。



「あぁ」



男「よし。今、俺達は東城が所有する場所の一室で、月光の姫の木崎出雲を犯そうとしている」



!?



私は、拳に力を入れて、大声を出さないよう冷静さを保つ。



男「あと、そうだな。20分、いや、10分でここに到着しなければ、木崎出雲は犯す」



「あぁ」



男「それから、お前はこれを香月には知らせるな」



………は?



男「良いか?香月に知らせてみろ。出雲は真っ先に下着を脱がされ、俺達の虜にしてやるよ」



……………。