護衛の私と主人の君と

………でも、



「族の問題は族で解決しないのか?」



というと、



黙った金髪達。



すると、



勇翔「それが、攻めてくるのが雷鳥っていう族でな。そっちは何とか出来るんだが、

バックに着いてるのが、相木財閥と東城組だ」



!?



「本当か」



清玄「あぁ。俺達も情報という情報を調べ尽くしたし、

第一にあっちから相木と東城の存在を知らせてきやがったからな」



………。



雪の護衛を最優先にするのが私の仕事だが、雪を狙っている相木と東城が1度に来るんだ。



相木はともかく、東城を潰すチャンスにもってこいだが、、、。



逆にその時に雪までもが、私が見てない隙に拐われては、護衛として、婚約者としてまでも失格だ。



かといって、出雲との思い出も捨てがたい。



あの時海で泳げたのは、嫌々ながらも買わされた水着のおかげだ。