護衛の私と主人の君と

雪side



僕を助けてくれた雫。



昌から聞いたんだけど、必死だったらしい。



昌も柚葉ちゃんも。息が続かなくて諦めたのに、諦めて上がってきた後でも、



雫は迷わず、僕を探して海に潜っていったらしい。



雫。



僕の、大好きな雫。



そう思いながら、今は旅館に向かって歩いてる。



2人で手を繋いで。



………この想いを、伝えよう。



2人きりで、静かな場所で。



決心は、着いた。



雪side end