護衛の私と主人の君と

昌「お前らさ、都合の良いときだけ出てきて、どうせ怖かったんだろ?」



女「そ、それは」



昌「沈んでいくの見て、息が絶対続かなくなるとか考えたんだろ?」



女「………」



昌「クソが」



女「ヒッ」



昌の顔付きからか、または好きな相手から言われたからかで、



怖がって涙を目に溜める女達。



昌「消えろ、今すぐ」



と言うと、泣き出して走っていった女達。



「ありがとう、昌」



昌「いや、それよりも雪は」



あっ、そうだった。



雪を膝枕して、譲って起こす。



心臓は止まってないから大丈夫。



と、



雪「寒い」



と呟いたのと同時に震え出す雪。