(もしかして、やっぱりメイド服似合ってないんじゃ…)



「鮎川、そろそろ千織のこと着替えさせたほうがいい」



「そうみたいだね。行こちぃ!」



「え?あ、ちょ…」



何やら2人で通じ合う莉奈とたくちゃん。



(やっぱりこんなところで晒す姿じゃなかったんだよ…)



ううっと半泣きになりながらも、再び更衣室へ。



「着替えたら戻っといでー」



「は、はーい」



自由な莉奈は、私を更衣室に入れると何もなかったように、教室の方へ戻って行った。