私の恋した誘拐犯【完】

「で、ですよねぇ。アハ、アハハハ…」



「学校から資金も出るみたいだし、服の方は心配ねーよ。俺に任せとけ」



「俺に任せとけって…1番心配だよ…」



もちろん何かと頼りになるたくちゃんだが、今回は何か企んでるに違いない。



「では、話し合いが終わったクラスから、今日は下校してください」



お疲れ様でした、と先生が講義室を出て行く。



まだ終わってないクラスもあるようだが、だいたいは終わっているようで、次々と荷物をまとめていた。