「焼肉屋予約してあるから、これにてHR終了!」



「「いえーい!!」」



担任とは思えないテンションと、それさえも上回るクラスのテンション。



「キョンタが言ったメイド喫茶、正解だったね」



荷物をまとめながら振り向くと、



「あったりまえよ!何たって京太様の案だからな!」



キョンタはドヤ顔で立ち上がった。



フンフンと鼻を鳴らすキョンタに、褒めなきゃよかったという後悔がふつふつ湧いてくる。