「学校、楽しい?」


ブランコに腰掛けてゆらゆら揺らしはじめた。
俺も隣のブランコへ向かうことにする。

質問はここ数日休んでいたから聞いたのかな。


「楽しいよ。杠は?大丈夫?」


「平気、平気!親が過保護過ぎて元気なのに休まなくちゃいけなくなって」


普段の明るい杠可愛いそこにはいる。嬉しいな。


「良かった。小柳も心配してたよ」