「それに、私が死んだ後、私を思い出さないように、私のことを考える好きを与えないほどの素敵な彼女を作ってほしくて、遥ちゃんに頼みました。」


結果は私が死なないと分からないのがちょっとなぁ。
でも、私がうまいことみんなが見られる位置にいけたらどこからでもみてやろうとおもってる。


「お願いできますか?」


「いいよ……」


「本当!?ありがとう」


これで瑠斗はきっと幸せになれる。
少なくとも私が死んだ時そこまで悲しまずに乗り切れる程度には。


「ただ、俺は瑠斗の友達でもあるから。瑠斗の望むことがあれば俺の動き方変わるよ。」