名前も知らない君と。

その日から、砂浜で会ったとき話すようになった。

今までは遠くから見ていたのに、今ではすぐ近くにいる。



でもだんだんと会えない日が増えてった。

「今日もか…」

名前も連絡先も知らないから、なにもわからない。

もうこのまま会えないのかな。



俺は会えるまでいつもの時間に砂浜に行き、暗くなってもしばらくずっといた。

そんな日々が続いた。