「真奈、それはダメだよ。最初に桂碁とやるのは私なんだから」

「なんで?私が先に約束したんだから桂碁とやるのは私だよ」

「桂碁の最初がもらいたかったのなら二人で約束したときそういう風に言えばよかったんじゃない。

真奈は『処女貰って』とだけ言ったんでしょ。

桂碁に付き合ってって言っちゃったし、できれば桂碁の初めては私がもらいたいな」


これには真奈も反論できずに黙ってしまった。