「琴葉を今日ここに呼んだ理由を簡単に言うと、 お礼と大学合格祝いだよ」 愛斗はそう言った。 「お礼って? てか大学の合格祝いならみんなで集まってやったほうがいいんじゃないの?」 素朴な疑問をぶつけてみると、彼は微笑んだ。 「俺らは一応付き合い長いじゃん? 今まで俺のこと裏切らないでいてくれたから…。 ずっと桂碁にお礼したかったんだ。 まぁ、大学合格はきっかけだったんだけど…」