朝食後、カーテンとシーツを変えてみたら、
自分の部屋という感じがするのではと、
お母さんから提案され、直哉さんと買いに行く事になった。
お母さんの意見に賛成した訳ではないが、布団のシーツは裕美さんの物、
そのまま使うのも申し訳ないと思い、買う事にした。
買い物のついでに、クッキーの材料も買い、お礼に作る事にした。
クッキーは唯一作れるお菓子で、気持ちだけでもと思ったのだ。
10時に買い出しに出かけ、2時に帰宅。
それからクッキーを作り始め、3時半に出来上がった。
「お口に合えばいいのですが」
そう言って、両親と直哉さんにクッキーを勧める。
「すごく美味しいよ」とお父さん、
「やっぱり市販の物とは味が違うのね」
とお母さんもクッキーを口にする。
直哉さんは、なぜかクッキーを手にじっとしている。
「どうしたの?」
「いや、手作りっていいなって」
「食べてみて」
そう言って、自分もクッキーを手にする。
クッキーを食べていると、直哉さんがゆっくり食べ始めた。
どお?と直哉さんを覗き込む。
「感動した」
ぽつりと、呟く。
感動?思いがけない感想にびっくりするも、
その後、2個、3個と食べる直哉さんを見ていた。
自分の部屋という感じがするのではと、
お母さんから提案され、直哉さんと買いに行く事になった。
お母さんの意見に賛成した訳ではないが、布団のシーツは裕美さんの物、
そのまま使うのも申し訳ないと思い、買う事にした。
買い物のついでに、クッキーの材料も買い、お礼に作る事にした。
クッキーは唯一作れるお菓子で、気持ちだけでもと思ったのだ。
10時に買い出しに出かけ、2時に帰宅。
それからクッキーを作り始め、3時半に出来上がった。
「お口に合えばいいのですが」
そう言って、両親と直哉さんにクッキーを勧める。
「すごく美味しいよ」とお父さん、
「やっぱり市販の物とは味が違うのね」
とお母さんもクッキーを口にする。
直哉さんは、なぜかクッキーを手にじっとしている。
「どうしたの?」
「いや、手作りっていいなって」
「食べてみて」
そう言って、自分もクッキーを手にする。
クッキーを食べていると、直哉さんがゆっくり食べ始めた。
どお?と直哉さんを覗き込む。
「感動した」
ぽつりと、呟く。
感動?思いがけない感想にびっくりするも、
その後、2個、3個と食べる直哉さんを見ていた。