「わかった!私、明日伝えてみる!」 「うん!頑張れよ」 「ありがとう、駅員さん!」 そう言うと、駅員さんは帽子を被り直してブラックコーヒーを飲んだ。 そして私は。 ずっと引っかかっていた聞きたかったことが。 駅員さんに確かめなければないことがある。 私は今から、失恋してしまうかもしれない。