「じゃあ富永さんって呼んだほうがいい?」





「んー。富永さんでもいいけど、駅員さんのほうがなんか嬉しいかも。俺今したい仕事出来てる!って感じ」





「わかった。じゃあ、駅員さん!」





「よし!」







「今日は本当にありがとう」





「いいえ。休憩時間だったらいつでも相談乗れるからさ。またいつでもおいでよ」





ニコって笑ってまた頭を撫でてくれる駅員さん。





私の相談を嫌な顔せずに乗ってくれた駅員さん。






私は、お兄さんが忘れられない。






でも、お兄さんとどこか似ている駅員さんにときめいたのは…





秘密。