「うん。なに?」

こちらも落ち着いて悠斗に返す

「僕ずっと唯に嘘ついてたんだ
僕本当は血を飲まなくても死なないんだ」

「え…?」

じゃあなぜ。
悠斗はあまり血が好きじゃない
なのになぜ私の血を無理に飲んでいるの

「ごめん、実はね」