「来たけど…」

私は悠斗に呼ばれ悠斗の家に来た

「唯…僕…僕ね…
落ち着いて聞いて欲しいんだけど…」

悠斗が決心したような顔で私を見上げる
その動作で私は思う
彼が何か大事なことを私に話そうとしている
そしてそれは、取りようによっては
良くも悪くもなるということ