僕は決意した。
唯に本当のことを言おうと。

僕は今週末16歳の誕生日を迎える。

それまでに本当のことを言わないと。

いつまでも唯を僕に
縛り付けてはおけない。

分かっている。
でもこの関係が終わってしまったら
唯は僕を見捨ててしまうかもしれない。


でも。
唯は僕を選ぶ。
絶対に。


そうなる運命なのだから。





僕は…唯を傷付けるだけの存在。