スーツとリクルート用のカバンが 部屋の隅に置いてあった。 「…就活?」 急に先輩が4年生だということを思い出し、 体のどこかがきゅーっとした。 まだ、ここに来るのは4回目なのに、 先輩と過ごすこの時間が 当たり前のような気がしていた。