「レタス~?」 私が手に取ったものをみて、 先輩は少し眉間にシワを寄せた。 こくん、こくん、と私は頷く。 あごの下に手をあて、 数秒考えたあと、 先輩は無言でレタスを取り、 カゴの中に入れた。 どうやら今日はレタスを使ってくれるらしい。