『ひーくん何か隠してる?』

響「えっ?あっ、そ、その…莉桜と同じクラスに
世界一の暴走族“聖蘭”がいるんだ。」

“聖蘭”って確か…

『正統派の族だよね??別に隠す必要なくない?』

響「いや、莉桜の事だからそういう奴らと
一緒になるの嫌がるかなと思ってさ。」

そんな事考えてたんだ。

『私は卑怯な奴らが嫌いなだけだよ??
私の両親を殺した奴らみたいなね??
正統派なら問題なし!!』

桜「莉桜?何かあったらすぐ相談してね??」

『うん!分かってるよ!!ありがとっ!』

それから、ひーくんに学校の事を説明してもらって
入学式がある体育館に1人で向かうことになった。