ゆっくりと目を開いた。 綺麗なブルーの瞳をして吸い込まれそうなくらい。 ずっと、見ていたようだった。 「あ、あ、大丈夫ですか?」 ゆっくりと起き上がると、 「ここは、」 「ここは、私の部屋です!あなたが森で倒れていたので、ここまでクマさんに運んでもらいました!」 「そ、そうなのか、体がスッキリしている」 「えっと、私が魔法で回復させました!なので痛い所はないと思いますが」 「あぁ、大丈夫」 「よかった!」