そんな感じで結構焦っていたから、部屋の扉を開けたとき、廊下に海様が立っていたからものすごく驚いてしまった。
「ど、どうしたんですか!?」
不意打ちの海様の登場は心臓に悪い。体温がぐっと急上昇するのを感じてしまう。
「あのさ。結衣って俺のこと、結構意識してるよね」
「うっ……」
もう、ぐっちゃぐちゃ。とっさに否定できるほどの余裕はないし、私の顔めっちゃ赤いだろうし。
それでも、両手で真っ赤になった顔を覆って、思いっきり首を横に振るけれど、なんだか嘘くさい。
「ど、どうしたんですか!?」
不意打ちの海様の登場は心臓に悪い。体温がぐっと急上昇するのを感じてしまう。
「あのさ。結衣って俺のこと、結構意識してるよね」
「うっ……」
もう、ぐっちゃぐちゃ。とっさに否定できるほどの余裕はないし、私の顔めっちゃ赤いだろうし。
それでも、両手で真っ赤になった顔を覆って、思いっきり首を横に振るけれど、なんだか嘘くさい。

