「ほらほら、よけてよけて」
えぇっ……なんでこの人張り切ってんの?戸惑ってしまい、挙動不審な感じでささっと横にずれる。
元いた場所から、たったの3センチ右側にずれた私の顔のそばで、海様が腕を伸ばして卵を取り出す。
うわっ、近いって!思わず息を止めてしまった。意識してないと、匂いをかいでしまいそう。
ていうか、なんなのこれ。海様だって私とおんなじヒト科のはずなのに、なんだか全然違う生き物みたい。
肩幅の広さや、首の太さとか、目の前にある喉仏とか。めっちゃオスって感じするじゃん!
これ、やばいんじゃない?しかもこの人の無駄な色気なんなの?足元に力を入れていないと、色気にやられてその場に崩れてしまいそう。
息を止めたまま、Tシャツの襟元から見える鎖骨をずっと見ていた。触れていないのに体温まで感じてしまう。
えぇっ……なんでこの人張り切ってんの?戸惑ってしまい、挙動不審な感じでささっと横にずれる。
元いた場所から、たったの3センチ右側にずれた私の顔のそばで、海様が腕を伸ばして卵を取り出す。
うわっ、近いって!思わず息を止めてしまった。意識してないと、匂いをかいでしまいそう。
ていうか、なんなのこれ。海様だって私とおんなじヒト科のはずなのに、なんだか全然違う生き物みたい。
肩幅の広さや、首の太さとか、目の前にある喉仏とか。めっちゃオスって感じするじゃん!
これ、やばいんじゃない?しかもこの人の無駄な色気なんなの?足元に力を入れていないと、色気にやられてその場に崩れてしまいそう。
息を止めたまま、Tシャツの襟元から見える鎖骨をずっと見ていた。触れていないのに体温まで感じてしまう。

