「好きだって言われて迷惑なことはないんだけどな。


……でも、思うわけよ。


彼女にとっては、絶対にもっといい奴がいるはずだから、俺なんかのこと好きでいる時間がもったいない気がして。


だとしても、こんなやり方で彼女に諦めてもらうのも、なんだか逃げてるみたいでずるい気もするんだけどな」




……私には経験はないからわからないけど。




「いいんじゃないでしょうか。風様がその子のためを思ってとった行動なら、私はありだと思いますよ」