「だけど、俺もちょっと気をつけなきゃならないって思った。今まで、結衣みたいな同世代の使用人っていなかったから。


これからも夜に二人きりになったりとかあるわけじゃん」



「はぁ」



「……今思えば昨日の俺、かなりやばくなってたし」



「やばい?私を犯しそうになったって事ですか?」




海様は私のおでこに軽くデコピンした。ちょっとだけ痛くて額を押さえる。




「そんなダイレクトに口に出すなって。でも、うん、少しな……って、何言わすんだ」




……わぁお。私は思わず海様の下半身に注目してしまった。おっと、いけないいけない。