そして、体育祭は次々に競技が終わって体育祭は終わった。


「楽しかったね!りる」


「うん。友里、今日一緒に帰らない?」


「あ!ゴメンね。今日はお母さんにおつかい頼まれてるから」


「そっか!分かった。じゃあバイバイ」



クラスのみんなは次々に帰って行った。


なんか眠い。体育祭頑張ったからな。


ちょっとだけ寝ようかな。


おやすみなさーい。





****





「ん…」


今何時だろ?


6時!

やばい、3時間も寝てたんだ。


ん?なんか背中が暖かい。


あ、誰かのカーディガン?


「おはよう、友里」


今、愛しの声が聞こえたような?



「凛くん?」


「すごい気持ちよさそうに寝てたね」


寝顔みられた。恥ずかしい。\\\


「ねぇ友里、僕たち付き合おっか」


……。



「えーーーー」


「うるさい」


だって、凛くんが『付き合おっか』なんてまさか言うとは思わなかったから。


「僕さ、僕のこと今まで顔ばっかりでみてきた人ばっかりだった。
だから友里に告白されたとき、どうせこいつも一緒なんだろって思った。
だから冷たく突き放した。だけど友里はちがった。なかなか引き下がらな
がった…」


凛くんは苦笑いしながら、話始めた。