好きです。井口くん!~一途な女の子の恋物語り~



体育祭当日ーー

「いやー今日は体育祭日和だねー。りる!」


「そうだね、あ!友里知ってた?ここの学校はね、ちょっと変わった
習性があるの。それはね…女子のみんなは、ハチマキをリボン風に結ぶって
いう決まりがあるの」


「なに、その決まった習性!?」

あーだからりるは、ハチマキをリボン風に結んでるのか。

なるほど…。

でもなんか可愛い習性かも。

「あ!友里、次私の番だから、行くね」

「うん!頑張って」

私もやってみようかな。


**

あれ、おかしいな?結べない。

「何やってるの?間宮さん」

「凛くん!あのね…ハチマキが結べなくて…」

「はー、相変わらず鈍臭いんだね」

「そんなことないモン!」

「ちょっと貸して」

へ?凛くんがハチマキを結んてくれてる。

にしても……近い、近すぎます!

絶対、私顔赤い。

「……次、間宮さんの番なんだっけ?」

「う、うん、そうなんだ!」

「じゃあ、頑張れよ……友里。ハチマキ、出来た」

へ?凛くんが今、私のこと友里って言った。

「凛くん、私の名前呼んでくれた。嬉しい!」


凛くん、顔赤い。

「ふふ、じゃあ頑張ってくるね」