1時間後。
「ハアー、終わったー!」
「間宮さんにしてはいいんじゃない。
今日は、遅いし外も暗くなってるから、送るよ」
「そんな悪いよ、一人で帰れるし。それに私を狙う人なんて
いるわけないよ」
わざわざ、私のせいで遅くなったのに
送ってもらうなんて、それ以上迷惑なんて
かけられないからね。
「ま、それもそうなんだけど、一応心配だから」
「う〜〜、井口くん、大好き!」
私は嬉しすぎて思いっきりの笑顔を見せた。
でも、井口くんは…
「あっそ」
そうやって、素っ気ないいつもの返事を返す。
だけど、
!!
井口くんの顔は真っ赤になっていた。
それは夕日のせいなのか、それとも…
もし、そうだとしたら、嬉しいな。
