昼休みは、結局井口くんには聞けなかった。
そしてついには、放課後になってしまった。
どうしよう。聞いてみようかな。
うん! 聞いてみよう。
「井口くん、ちょっといい?」
「なに?」
「その…な、なんでおはようって言ったときに、無視
したんですか?」
「いや、その、…昨日の今日だったし。
ちょっといろいろ恥ずかしくなっただけだから。
別に無視をしたわけじゃないから」
そうだったんだ。ハアー、よかった。私のこと無視
してたわけじゃないんだ。
よかった。、よかった。
「そうだったんだ!ありがとう。
じゃあねぇ!」
グイ
「待てよ」
へ?
「遅いから送る」
井口くんがわ、わわわわ私の腕を…。
こ、これはまさに、誰もが憧れる腕グイではないか。
(「わ」が多いよ~ by作者)
だって~、てか、またでてきた。作者さんは
出てきちゃダメなんだよ!
(そうなのか? by作者)
そうなの!
ま、いいや。本編に戻りま~す。
