澄んだ青空

休日に入った土曜日、私と妹はオシャレをして9時から出かけた。急遽、夏菜も混ざることになった。

「今日は姉ちゃんの彼氏来ないわけ?」
「今日は私の親友が来るの!勘違いしないで。」

待ち合わせ場所は滝の前公園。実は、明日の私とりく先輩の待ち合わせ場所もここ。

「ヤッホー!遅くなってごめん!」
ななが走ってきた。

「あー大丈夫!私たちも今来た。この子私の妹の梨花。」

「宜しくお願いします。」
こいつ、家族以外の前ではいい子になるんだからー。

「そうなんだーやっぱ可愛いなー」
なながいった。

私と妹と夏菜は、ショッピングにいった。
最近出来た新しいショッピングモール。

人気の雑貨店や、文房具、カフェなどがあって一日中いられそう。

「このパンケーキおいひいー♪」
妹はフルーツパンケーキを頬張りながらいった。

私とななはチョコと生クリームのパンケーキ。とても美味しかった。

「それで、流空先輩と付き合うって話!」

「あ〜!明日デート行くの?」

「やっぱおねーちゃんあの人彼氏だったんじゃん!」

「まぁ実はそうなんだけどさぁ。」

「調子に乗ってるけど、私も彼氏ぐらいいるんだからァー」

「えっ?!ビックリあんたいたの?」
私はこんな妹が愛す男などいるのだろうかと心配していたところだった。