……えっ?



「シュートして、喜んで見上げるとある、友里の笑顔が、ずっと好きだった」



びっくりした



あたしは隆也のシュートを決めたあとのあの笑顔が好きだった


隆也もあたしの笑顔を好きでいてくれた




奇跡みたいなつながり



「隆也、あたしも……」



「言わないで」



そういって涙ぐむあたしをさえぎる