イベント当日、気合い入れた格好でやってきた優や待ち合わせ場所にやってきた。
「大樹は?」
「バイト休めなかったとかで後から来るってさ」

会場に入るとまだ早い時間のせいか人はまばらだった。
「やっぱまだ早過ぎたか」ユカは時計を見るとまだ8時前だった。
「K’Sで軽く飲んでから出直すか?」
ユカはあまり飲みたい気分ではなかったが、声をかけたいような子もいなかったしこのままここにいるよりましだと思い二丁目のレズバーK’Sに向かう事にした。
「じゃあ行くか」