俺は創吾に連れられて森の中へと足を進めた。


伸びている枝の下には人が入ったような痕跡がある。


比較的歩きやすい場所を進んでいくと、前方にプレハブ小屋が現れた。


「なんだ、これ」


俺と創吾はプレハブ小屋の前で立ちどまる。


俺の質問に返事をする代わりに創吾が小屋の戸を開けた。


中には沢山の木が積まれていて、それは天井にまで届いていた。


「これ、まさか……」