久しぶりに見たつかさは、
少し痩せた気がした。

「優、言ってくれてありがとう。
私、自分が気持ち我慢してればいいと思ってたの。伊織くんとのことは、きっと付き合えば優のこと忘れられるって伊織くんを利用したんだと思う。だから、2人から軽蔑されるんじゃないかって避けてた。でもね、私は日菜子と優と離れたらなんか心に穴空いたみたいでつまんなくて、どうしたらいいかわからなかった。」

泣きながら俺に訴えた。
つかさの涙を見るのは初めてだ。

「つかさ。」

「でももう平気!!優が日菜子を思う気持ちはわかってるから!!友達としてこれからは
よろしくね!!」


「おう。」


3人の関係は終わるなんて嫌だ。