世界一幸せな国Ⅱ※執筆再開




「……で?これを持って行っていいの?」



扉のそばにあった機械を指差す。


見る限り学園にあったものと同じものだ。



レ「あぁ。学園のものより3倍の魔力耐性があるから、半分の魔力でならローナたちでも耐えられると思うよ」



今度は自信満々な表情で笑うお兄様。

きっと言ってはいけないことだろうと思い、本人には伝えなかったが、その表情は可愛いと思った。


お兄様はまだ19歳だ。



家では私の思う年相応な顔を見せてくれるので嬉しく思う。




「じゃ、持って行ってそのままユアン呼んでくる。用意してくれてありがと。またね!」




そう伝えて魔法で機械を軽くした。


たしか、荷物の重力だけを弄ればよかったはず。




「よっ……え?ちょっ……お、重い!持ち上がんない!!」


レ「ローナ、重力を大きくしちゃ駄目だ。逆だろう」