私の初恋

新谷said

椎葉の頭をつい勢いで撫でてしまった日から
俺は、確実に椎葉を一人の女性として見て
しまうようになってる。

教師なら心の中に閉じ込めとかなければ
いけない気持ち。
でもあの時は、椎葉の一つ一つの表情や言葉で
心のストッパーが外れてしまってた。

顔を真っ赤に染めて照れている椎葉を自分のモノに
したいという独占欲…。
俺これから大丈夫かな…

“3組の椎葉さんまぢ美人だよな!!”

“告ったら付き合ってくれっかな?!”

最近チラホラこういう声が聞こえてくる。

椎葉はそんな軽い女じゃねーよ!!

って俺何おもってんだよ…。

頭の中が椎葉ワールドになっていると。

トントン。
誰かに肩を叩かれて振り向くと

神谷「新谷先生、再来週にある新入生研修
2泊3日って聞いてました?!」

この、先生は俺と一緒に転任してきた
神谷昴先生。物理担当で25歳だ。
歳も近いし、ノリがいい感じの先生だから
1番話しやすい。

『あー2泊3日ですよねー知ってましたよ。』