「早く教室に戻れば?チャイム鳴るよ?」


「カロル?なんか言い方キツくない?」


「そうだ、チャイム鳴っちゃうね!シーラ、行こ!」
「あ、ネミル!」


シーラはカロルを見た。

カロルは悲しそうな瞳でネミルを見ていた。