(ん?あれはネミルとカロル…?)


「シーラ?どうしたの?」


「ごめんダーリン、先に帰ってて!」


「え?あ、ああ。」


シーラはネミルとカロルのところに駆け寄る。


「ネミル!」
「ネミルさん!」

(あ、リキくん)


カロルとネミルは慌てて離れる。


「なんでネミルさんを抱きしめてた!?」


リキが珍しく大声を出した。


「二人って付き合ってるの…?」


「ち、違うよっ!」


「リキがネミルになんかしたんだろ?」


カロルはリキを睨む。


「え、僕…?」


リキはネミルを見る。

ネミルは下を向く。