「ネミルってさ、彼のこと好きなんだね。ロネットのことなのかな?」


「私も彼はロネットのことだと思う。」


カロルはため息をついた。


「あんたさ、そんなにネミルのこと好きなら簡単に諦めてないで好きになってもらうようにアピールすれば?」


「アピールって…何すればいいんだよ。」


「さぁね。自分で考えなよ。」


シーラはそういうと自分の教室に戻っていった。