「そうだリキくん、その…彼のことで、どうだった?」


「ああ、とりあえず基本的な事は聞けたよ。不審がられたけどね。まず…」


「あ、待って!メモしたい!」


「・・・いい?」


「うん!」


「身長170、血液型O、誕生日5月4日、・・・」


リキが「彼」の基本的な情報をゆっくりと言った。


「これくらいかな?」


「うんうん…ありがと!」


「じゃあネミルさん、戻ろうか。」


「うん!」


ネミルとリキは教室に戻っていった。