本気で好きで好かれたい

「ネミルさん、彼と話してきた。」


「う、うん」


「彼?(小声)」


シーラとカロルはお弁当を食べながらネミルたちの話を真剣に聞いていた。


「あ、ネミルさんのお弁当、美味しそう。」


「え、そ、そうかな。なにかあげようか?」


「え、いいの?」


「もちろん!何食べたい?」


「じゃあ、その卵焼きが…ほしい、な」


ネミルは卵焼きを箸で取り、リキの口元に運んだ。


「はい、あーん」


「っ!」


リキは少し戸惑いながらもその卵焼きを食べた。


「うん。甘くて美味しい!」


リキは微笑んだ。


「本当?よかったぁ!」


カロルは歯を食いしばってなんとか我慢する。