ネミルは迷わずOKの返事を出していた。

シーラはカロルのいる3組に向かう。


「カロル、いる?」


「ん?何?」


「リキくんとネミル、いろいろあって一緒にお昼食べることになったの!」


「…え、ど、どこで?」


「場所はわからない。けど、ネミルたちについていけば大丈夫だよ!」


「また盗み聞きするの…?」


「いや、盗み聞きじゃない。ねぇカロル。私達も一緒にお昼食べない?」


「偶然を装って…みたいな?」


シーラはニヤリと笑って頷いた。