リキが屋上の扉を開けた。

扉に寄りかかっていたシーラとカロルはバランスを崩し、倒れてしまった。


「うわっ!」


「え、二人とも?なに、してるの?」


「そういうことだから僕は帰るよ。ネミルさん、後でメールするね。」


リキは屋内に入っていった。


「盗み聞き?してたの?」


ネミルはため息をついて屋内に入っていった。