「うん…熱はないね…」 私のおでこに手を当ててそう言った。 「あの…どこ行くんですか…?」 「あっ、言ってなかったっけ? 仕事復帰のお祝いにご飯食べに行こうと思ったんだけど… 迷惑だった?」 「そんなっ! 迷惑なんかじゃ…むしろありがとうございます…」 急だから、何だろうと思ったけど、そういうことだったんだ。 流星くんに会いたい気持ちもあったから、なんでも良かったんだけど、私から誘う勇気はなかった。