待たせるといけないと思い、早くすませてドアを開けると、流星先輩が居なかった。 「あれ…?」 私はゆっくりベットに移動した。 「ごめんね、ななちゃん!」 そう言いながらドアを開けて、流星先輩が戻ってきた。 その手には、湿布と解熱剤を持っていた。 「一応湿布貼っておこう? あと、熱測ってみてくれる?」 「はい…」