そんな事をされたら、勘違いしちゃうよ…
私はまだ、先輩が好きなのに…
そう思いながらも、発作が出るのは嫌なので、ゆっくり深呼吸をしながら落ち着こうとした。
「先輩…も…大丈夫…です…」
なんか、今更だけど、凄く恥ずかしくなってくる。
いくら熱があるとはいえ、好きな人の前で泣くなんて…
きっと、先輩、呆れたよね…
「…ちゃん?…ななちゃん?」
「ふぇ?」
考え事をしていたら、声を書けられていた見たい。
「今日安静にして、熱下げようね。」
「はい…」
「じゃあ、回診行ってくるから、ちゃんと休んでるんだよ?」
ニコッと微笑んで、流星先輩は部屋をでた。



