三枝さんはいつの間にか居なくなっていた。 俺は手を握ったまま、ななちゃんの様子を見ていた。 いつの間にか俺もうたた寝をしていた。 「ハァハァ…ゴホッ…ハァハァ…」 はっと気づいた時には、ななちゃんが苦しそうにしていた。 「ちょっとごめんね〜」 そう声をかけて、体温計を挟む。